6月6日には金星の太陽面通過というイベントがありました。
今回を逃すと次は100年後。一度も見ていない自分は
何としても見なければ。
しかし、秋田の天気は最悪の雨の予報。
天気予報を見ると西に行くほど天気は良くなる予報で
新潟南部なら何とか見えそうだったので、会長と急遽遠征する
ことに。
長岡まで夜道を走り、晴れ間が見つかったサービスエリアで
観測を
することにしました。機材を広げていると大きな望遠鏡を
持った
天文ファンが大勢現れました。天気の悪い東京のファン
が晴れ間を
求めて来ていたようです。
開始から30分は雲の切れ間から観測出来た
ものの、その後は
厚い雲に覆われ、時間が経つばかり。雨まで降り出す
始末でした。
秋田のメンバーに問い合わせると、何と同じ時間帯は雲が薄く、
観測出来たとのこと。このまま引き下がるわけにはいきません!
(「2人だけが見えました!」というのが予想していた筋書きだったり
します(笑))
車を走らせ、柏崎の南へ。
奇跡的に晴れ間を見つけ、撮影。
しかし、また30分くらいで太陽は
雲の中へ(涙)。帰ることも考えましたが、
会長の「最後まで見たい」という声に押され、待つことしばし。
何と雲が無くなり、快晴に!!!
この第3接触(太陽から金星が出て行く所)を撮影出来たのは、
星の会では自分と会長だけでしょう。波乱がいっぱいの遠征でした。