2011年7月31日日曜日

ボーイスカウト秋田県大会

7月30日(土)19:30からボーイスカウト秋田県大会から依頼された観望会を横手市山内の大松川ダムで開催しました。
当日は朝から曇天で心配されましたが少しずつ晴れ間が見え始め、当日の一番星は晴れ間から現れたこと座のベガとなり子供たちの歓声が沸き起こりました。
望遠鏡は30cmドブソニアン、ビクセン20cmバイザック、タカハシμ210、小型屈折望遠鏡の4台と、笠井10cm双眼鏡での観察会となり、土星・うしかい座アルクトゥールス・こと座織姫星ベガ・はくちょう座アルビレオ・双眼鏡による天の川観望などを行いました。子ども達には他にも星雲・星団などを見てほしかったですが、街灯を消すことができず街灯に阻まれ見せることができなかったのが残念でした。
プロジェクター投影による星空案内や神話のお話しも行い子ども達に大好評でした。
最後の挨拶で毎月の定例観察会や9月に行う星空への招待の案内をしました。子ども達がたくさん遊びに来てくれる事を願うばかりです・・・。
終了後には山道を抜け六郷の見晴台で星の会メンバーでの観望会を23:30頃まで10cm双眼鏡で行い、カシオペア座2重星団・アンドロメダ大銀河などいろいろな星雲・星団を皆で堪能しました・・・。

2011年7月25日月曜日

スターウォッチング in あきた 2011 ポスター完成

出来上がりました。本荘星の会 金会長が作成して下さいました。
9月3日にコスモワールドにて開催です。昨年の様子はこんな感じでした。→リンク

コスモワールドも稼働日数が増えていますね。
当日は混雑が予想されますので、ジンデンの望遠鏡でゆっくりと星を眺めたい方は是非とも、稼働日に脚を運んでみて下さい。横手星の会会員も結構、通っております。

9月10日には保呂羽山少年自然の家でも、「星降る夜のスターウォッチング」があります。こちらも宜しくです。

7月30日は「秋田星っこの会」で観望会が開催されます。

さぁ、ご家族で、恋人同士で夜の宇宙遊泳を楽しみましょう!!

2011年7月24日日曜日

7月の定例観望会

7月16日(土)に行った定例観望会は、お昼にあきたふるさと村スペーシアで『星空への招待』を開催したこともあり、20名を超えるお客様がいらっしゃいました。
当日は満月の翌日となり月明かりで条件は良くありませんでしたが、快晴となり土星やお月様、二重星やおとめ座のスピカ、ヘルクレス座の球状星団M13等が観望できました。こども達の歓声に心が癒されました。

2011年7月23日土曜日

星空への招待 2011 Vol.2

 7月16日(土)13:00~に あきたふるさと村スペーシアで開催しました横手星の会オリジナルプラネタリム番組『星空への招待2011』第2回目の報告します。今回は お話し大好きの会とのコラボでの開催となりました。

〔プログラムの内容〕
1.挨拶とスターウィーク(8月1日~8月7日)のご案内
※スターウィーク:http://www.starweek.jp/index.shtml
2.夏の星座や星のお話し(8月1日 午後9時に見える星空)
3.七夕伝説のお話し
4.おはなし大好きの会 『おほしさまかいて』 エリック・カール作 絵本の読み聞かせ
5.おはなし大好きの会 『むすめさんのおくりもの』 インドの民話 パネルシアター
6.秋・冬の星座のお話し(8月1日 午前3時に見える星空)
7.太陽観察会(プラネタリウム終了後、スペーシア館外)

今回は100名を越えるお客様が来場し、大盛況となりました。前回は準備期間が短く殆んど宣伝しない中での開催でお客様が50数名ほどでしたので、2倍ものお客様の来場で星の会のメンバーも感激でした。
おはなし大好きの会 『むすめさんのおくりもの』パネルシアターはブラックライトを用いた影絵の様なもので人や物をかたどったものを動かしてお話しをするもので、とても綺麗で幻想的でした。
太陽観察会は太陽望遠鏡3台、8cm屈折望遠鏡(もちろん太陽フィルターを取付け減光)で行いました。最近は太陽活動が活発になってきたこともあり、黒点が数個、火柱の様な大きなプロミネンスやダークフィラメント(プロミネンスを正面から見たもの)が観察でき、壮観でした。
次回は9月17日(土)の開催です。もっとたくさんのお客様に来て下さり星の魅力を感じて頂ければと願うばかりです。

2011年7月22日金曜日

毛利衛さんのふるさとを訪ねて


ちょっと前の話ですが6月25日に日本人初の宇宙飛行士である毛利衛さんのふるさとである北海道余市町を訪れました。(小樽から西に15kmほど)余市町にある道の駅『スペース・アップルよいち』には、道の駅とは思えない『余市宇宙記念館』という施設があり見学してきました。http://www.spacedome.jp/index.html




現在は7月に引退したスペースシャトルの特別展示を開催していました。館内にはガイドさんが居て定時になるとお客さんを集めガイドが始まります。(入館料は有料ですが、ガイドは無料です)テーマがいくつか選択でき、スペースシャトル引退ということもありテーマをスーペスシャトルでお願いしました。他にガイド希望のお客さんが居なかったので兄と二人で30分程度ですがガイドさんのお話に夢中になってしまいました。小さな町ですがスペースシャトルに関わる本物の部品、使用済み耐熱タイルやスペースシャトルを固定するナット等が見ることができました。特に固定ナットはロケットエンジンに引火し十分な推力となったときにたくさんの固定ナットを同時に爆発させスペースシャトルを打ち上げるという話は私は知りませんでした。


コニカミノルタ製移動式プラネタリウムがあり、空気で膨らました5mほどのエアードームにパイプ椅子が並べられ、初めての移動式プラネは楽しかったです。以前はプラネの場所には無重力体験装置があったそうですが、料金が高いのと維持費の関係で撤去されたそうです、う~ん残念・・・。


道の駅の裏側に何故か売店が・・・。実は宇宙記念館の出口に売店があったのです。天文ショップでも見たことの無い天文グッツがたくさん、はしゃいでたくさん買い込んでしまいました。売店には不思議な体験施設がありました(宇宙記念館に入館する必用はなく無料です)是非赴いて体験してみてください。


その後、30kmほど離れた積丹(しゃこたん)半島にある神威(カムイ)岬を訪れました。この日には秋田県では大雨で大変だった様ですが、快晴に恵まれました。この岬へ行く途中に1996年に27,000tonという重さの岩盤崩落事故が起こった豊浜トンネルがあります。20名が無くなった慰霊碑がトンネルの側にありました。合掌(心の中で犠牲者の冥福を祈りました)


夕暮れ後には『岬の湯しゃこたん』という温泉を訪れました。周りに大きな街や民家が無く、光害の無い星空を露天風呂で満喫できました。

写真は神威岬から望む東側(小樽方面)

写真は神威岬から望む西側、30kmほど先に北海道唯一の泊原発があります。







写真が『岬の湯しゃこたん』の玄関です。


北海道を訪れる機会があれば、余市町や積丹半島を是非訪ねてみて下さい。

2011年7月21日木曜日

コスモワールドでの撮影の試み

7月9日(土)・17日(日)にコスモワールドへ行ってきました。9日は秋田ふるさと村での星空への招待のリハーサル後、6:30横手を出発。曇天で星は見えませんでしたが、今後のジンデン60cm鏡での撮影を考え機材の取り付け方法の確認を行いました。
17日は晴れ5時半頃にコスモワールドへ入り15cm屈折による太陽観察、15cm・60cmによる青空の中の白い土星の観察、カッシーニの隙間がかすかに確認できました。夜には60cmでの土星をwebカメラによる直焦撮影、ビデオカメラによるコリメート撮影を行いテレビモニターに映し出された土星は月の様に大きく映し出され圧巻でした。
月明かりのある悪い条件でしたが、星雲・星団が映るか確認しました。ビデオカメラによるコリメート撮影でヘルクレス座M13球状星団が撮影できました。M13がテレビモニターに映し出された時には同席していた秋田県立大学の学生含め大きな歓声が沸き起こりました\(^o^)/
M27アレイ星雲・M57ドーナツ星雲は残念ながら月明かりで眼視でも見ることができませんでした・・・グスン。

保呂羽山少年自然の家 観望依頼

7月13日(水)保呂羽山少年自然の家より観望依頼があり横手星の会の佐々木とtetti の2名で対応しました。角館小学校87名のたくさんのこども達に喜んでいただけました。当日の月をCCDカメラを使ってプロジェクターでスクリーンに投影し、月の模様やクレーターのお話しをしました。その後2つのグループに別れペンタックスSDHF10cmとタカハシμ210の2台の望遠鏡でそれぞれお月様と土星をこども達に見せました。殆んどの子ども達が天体望遠鏡で星を見るのが初めてでとても喜んでくれました。最後に春・夏の星座の見つけ方、七夕のお話し7月7日は過ぎていましたが、本来の七夕が今年は8月6日(旧暦7月7日)をお話するとこども達ビックリしていました。もっとたくさんの星を子ども達に見せたかったですが月と土星だけで、あ~っという間に時間が過ぎ終わってしまいました。秋田ふるさと村の観望会に来てくれればもっとたくさんの星の魅力を伝えれればと・・・。

2011年7月18日月曜日

JPの回し者ではございませんが

キリエシです。
日本郵政さんで売り出している切手シート。それに星座シリーズが出たと新聞にありましたので、早速ゲットしましたv
青地に金の星と、なかなか素敵なデザイン。グラデーションも美しい。
そしてそして、一番下の星座が「うおつりぼし」。日本古来の星座名が載っていたことにちょっと嬉しくなりましたよ。確か、瀬戸内地方の伝統星座じゃなかったでしょうか? 今はすっかり「さそり座」で定着していますが。「星を見上げていたのは外国だけだけでねぇ。」と言っているようで、なんか嬉しかったです。
何より「第1集」という気になる字。よくよく見ましたら、今回のシートに載っている星々は夏物。……ということは、きっと第2集は秋物ということでしょうか?次回も解体です。違いました「買いたい」です。
ところで。
週末、イベントに出張出展していた日本郵政さんのブースを発見し、「ここは景気よく5シートぐらい買おう!」と財布を開いたはいいんですが、中を見たら青札1枚しかなかったことはここだけの秘密です。
以上、キリエシでした。