2011年7月22日金曜日

毛利衛さんのふるさとを訪ねて


ちょっと前の話ですが6月25日に日本人初の宇宙飛行士である毛利衛さんのふるさとである北海道余市町を訪れました。(小樽から西に15kmほど)余市町にある道の駅『スペース・アップルよいち』には、道の駅とは思えない『余市宇宙記念館』という施設があり見学してきました。http://www.spacedome.jp/index.html




現在は7月に引退したスペースシャトルの特別展示を開催していました。館内にはガイドさんが居て定時になるとお客さんを集めガイドが始まります。(入館料は有料ですが、ガイドは無料です)テーマがいくつか選択でき、スペースシャトル引退ということもありテーマをスーペスシャトルでお願いしました。他にガイド希望のお客さんが居なかったので兄と二人で30分程度ですがガイドさんのお話に夢中になってしまいました。小さな町ですがスペースシャトルに関わる本物の部品、使用済み耐熱タイルやスペースシャトルを固定するナット等が見ることができました。特に固定ナットはロケットエンジンに引火し十分な推力となったときにたくさんの固定ナットを同時に爆発させスペースシャトルを打ち上げるという話は私は知りませんでした。


コニカミノルタ製移動式プラネタリウムがあり、空気で膨らました5mほどのエアードームにパイプ椅子が並べられ、初めての移動式プラネは楽しかったです。以前はプラネの場所には無重力体験装置があったそうですが、料金が高いのと維持費の関係で撤去されたそうです、う~ん残念・・・。


道の駅の裏側に何故か売店が・・・。実は宇宙記念館の出口に売店があったのです。天文ショップでも見たことの無い天文グッツがたくさん、はしゃいでたくさん買い込んでしまいました。売店には不思議な体験施設がありました(宇宙記念館に入館する必用はなく無料です)是非赴いて体験してみてください。


その後、30kmほど離れた積丹(しゃこたん)半島にある神威(カムイ)岬を訪れました。この日には秋田県では大雨で大変だった様ですが、快晴に恵まれました。この岬へ行く途中に1996年に27,000tonという重さの岩盤崩落事故が起こった豊浜トンネルがあります。20名が無くなった慰霊碑がトンネルの側にありました。合掌(心の中で犠牲者の冥福を祈りました)


夕暮れ後には『岬の湯しゃこたん』という温泉を訪れました。周りに大きな街や民家が無く、光害の無い星空を露天風呂で満喫できました。

写真は神威岬から望む東側(小樽方面)

写真は神威岬から望む西側、30kmほど先に北海道唯一の泊原発があります。







写真が『岬の湯しゃこたん』の玄関です。


北海道を訪れる機会があれば、余市町や積丹半島を是非訪ねてみて下さい。

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