コスモワールドが夜通し使えるというので、この機会に15cm屈折望遠鏡と60cmデンジン鏡でぜひ撮ってみたいと、南由利原高原に出かけました。
集まったのは、本荘のKさん・Aさん、県立大学の2人、横手からはSさんと私、それに宮城県支部のSさん、フリーのMさんも来ました。
8時を過ぎる頃には、雲も消え、絶好の観察日和となりました。
60cm主鏡で60Dで動画を撮るAさんの脇で土星撮影に挑戦です。コントラストはよいもののシーイングがあまりよくありませんでした。それでも、長焦点屈折らしいスッキリしたもので、その実力の片鱗に触れることができました。
これを見ると、タカハシμが惑星に結構向いていることが分かります。
60cm反射による土星はコントラストが低く、ピント合わせも難しく、期待したほどのものではありませんでした。
EOS6D ノーマル
シグマ 15mm対角魚眼
F2.8 ISO:3200 露出:60秒
LEE No.3ソフトフィルター(レンズ後への差込)
さらに、兼ねてから考えていた祓川で撮影するため、30分ほどかけて、八合目に向かいました。
既に、登山者のものと思われる7~8ほどの車が止まっていて、0時を過ぎていたので、皆車中で寝ているようでした。
突然1台がライトを点けて降りていきました。そのため、S120でのタイムラプス撮影はオジャン! コノー!!
フィルター無しだと星の数は多くなるのですが、星像がシャープ過ぎるので、こちらをアップします。
露出時間 星空:1分 前景:3分
最近は対角魚眼にはまっていますが、こちらは、この場所を見たときから考えていた構図です。
空が明るく、手前の風景が暗くなってしまったため、露出を変えた2枚のレイヤーを合わせてみました。
やはり、星景は前景ですね。やっと始まった星景撮影です。
翌朝も、鳥海山に登りたくなるほどの良い天気でした。