日頃の行いが悪いわけではないのです。ただ、冬場はお天気に恵まれる回数が少ないのです。2011年最後の天体ショー「皆既月食」は、雨雲、雪雲に厚く覆われ、月明かりすらもかき消してしまいました。
メディアでも大きく取り上げられ、ネットでは、LIVE中継等頑張ってておられる方々がおりました。うらやましい限りですね。
今までに何度か月を撮影してて、ピントや露出、画角(月の位相角)はとても経験のいる作業だと感じています。月はとても明るい天体(地球上では太陽の次に明るく見える) なので、どなたでも簡単に撮影できます。撮影テクニックとして、参考までに、月の撮影方法のご紹介をします。
コンパクトデジカメを使用するなら、コリメート撮影となります。ちょっとした望遠鏡と見口の広い接眼レンズが必要ですね。携帯電話等のカメラ機能を使用する場合も同じで、接眼レンズに押しあてて、後はシャッターを切るだけ。
本格的に一眼レフ(APS−C)を使用すると、焦点距離は1000〜1200mmのレンズが必要となります。適度な望遠鏡+2倍程度のテレコンバータを使用されている方が多いと思います。
ビデオカメラを使用するとなると、ズーム機能があるのでそのまま、三脚に固定して撮影も可能ですね。必要であれば2倍以上のコンバージョンレンズを使用するのも良いかもしれません。フィルタネジを使用して、望遠鏡に固定する方法もあります。
最近では、ネットで中継を行う方もおりますので、CCDカメラ+PCでキャプチャを採用されている方も多いと思います。
さて、皆既月食が結局みる事が出来なかった私は・・・雲の上で起こっているであろう、天体ショーをパソコンのシミュレーソフトで鑑賞していました。バーチャル!いや、神にでもなったような心境!?
そこで、オススメの天体シミュレーションソフトのご紹介です。
国立天文台のMitaka、アストロアーツのステラナビゲータ、Stellarium こんなところでしょうか?
どのソフトもすばらしい。Mitaka と Stellarium はフリーソフトなのでお勧めです。
教育や撮影等の目的でご使用を検討されている方は、ステラナビゲータが良いでしょうね。機能満載です。
十日PM9頃から30分おきに月を探しました。PM11頃8割ほど欠けた月を発見。50ミリ双眼鏡で30秒ほど見てから、あわてて75SDを出しフアインダーを覗いたら影も形もなし、二度と現れる事はありませんでした。一瞬見たからまあいいか。13,14日は晴れそうなので、ふたご座流星群期待できるかも。
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