2011年3月18日金曜日

宮城県支部さんから、無事な事が確認できました。

この度の東北関東大震災では、皆さんにご心配をお掛け致しましたが、
無事ですので、ご連絡申し上げます。
小生の家は多賀城市なので、多くの皆さんから「津波で流されたか?」
と心配されましたが、拙宅は海面から20mくらいの高さがある高台の
岩盤上に建っているので、津波の影響も無く、建物も体も無事でした。
ただ、家から数百m先の場所までは津波が押し寄せ、すぐ近所まで壊滅的な
被害を受けました。また、近所の方、遠い親戚の方、知人で、何名か亡くなった
方がおりました。彼らのご冥福をお祈りするとともに、小生は幸運にも無傷で
あったことを、神に感謝しております。

実は地震の当日、プリンターのインクが切れて印刷ができなくなった
ので、産業道路沿いの山田電気へ買いに行こうとしたのです。
しかし当日は、春の嵐というか、随分と雪が降ってきましたので、慌てて
買いに行くこともあるまい・・と、出かけるのを止めたのです。
こういう、いい加減な性格が、幸運にも命を救うことになりました。
小生の遠い親戚の旦那は、その山田電気の向かい側で、遺体で発見され
ました。

拙宅から直線で2Km程先が太平洋でして、そこには石油コンビナートが
あるのですが、爆発炎上しまして、三日三晩燃え続けました。海から
風が吹くと、目や喉が痛くなるほどの凄い煙で、流石に参りました。
緩衝緑地公園を飛び越え、周辺の民家にも延焼しまして、風向き次第では、
明日には拙宅も燃えるな・・・と一時は覚悟しましたが、陸から海へ向かう
風に変わり、なんとか鎮火しました。

大地震から1週間が経過しましたが、もともと土地が低かった多賀城や
塩釜の市街地は、まだ水が引きません。今回の地震で陸地が大きく沈下
したそうですから、もともとの陸地は海面より下がったということでしょう。
地震や津波の破壊力というか、怒り狂った時の自然の力には恐怖を
感じます。

今回の未曾有の大災害で、東北地方の復興の為に、日本全体の経済が
足を引っ張られることになり、これから先の生活に不安も出てきました。
が、こうしてなんとか命拾いしましたので、頑張ってゆこうと思います。
今年のSWIAにも参加させて戴く所存でございますので、また皆様と
星を見て、酒を酌み交わしたく思います。
とり急ぎ、無事の連絡まで。

以上が、宮城県支部からのメールです。無事でよかったぁ。

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