2017年6月24日土曜日
◆ 久しぶりの土星
昨夜は天気が回復して星夜となりました。透明度が良く、気流も比較的落ち着いていたので、久しぶりに土星の撮影にチャレンジしました。土星の撮影記録を調べたら、前回は2015年7月11日ということで、2年ぶりです。
以前から、惑星を撮影する際の大気分散による色のズレが気になっていたので、今回はZWOの可変ウエッジプリズムを使用してみました。その効果が現れて、以前よりもシャープなイメージになった感じがします。
システムは、μ-210+×2.5パワーメイト+imagings sourceDFK21AU で1000フレーム3000コマのうちの良い方1500コマをRegistaxでスタックしたものです。パワーメイトと撮像素子の間にウエッジプリズムを入れたために、ほどよい拡大率になりました。
DFKは8bit処理なので、階調がゴツいです。セレストロンのSkyrisやZWOのASIシリーズなどは12bitなので、もう少し滑らかになるのかもしれません。
土星は木星と比べると暗いので、シャッター速度が1/15、ゲインが900程度になってしまいます。ネットでは惑星の細かな描写の写真がたくさんありますが、もう少しうまく撮れないものかと思案しています。来年は火星が大接近するので、それまでに、もう少し撮影技術を磨きたいものです。
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