2012年4月15日日曜日

太陽のビデオ撮影

「星空への招待」打ち合わせが終わり、午後から、満天星さんと金環日食前の予行撮影を行いました。横☆17番はコリメートによる拡大撮影の報告。結構重要かも!

<<使用した機材>>
太陽フィルター:アストロソーラフィルター(眼視用) D5.0
鏡筒:PENTAX 75SDHF 拡大撮影用アイピース:笠井 SV-30
ビデオ:SONY HDR-SR7

結果はダメ!どうも、ビデオの機能が邪魔をしているようです。
マニュアルモードなのに自動補正がかかる。

最初は眼視でピント調整を行い。ちっちゃな黒点を発見。ピントはOK。

ビデオを取り付け、全てオート機能で撮影を行いました。
が黒点が全く見えません。

ピンぼけ?
マニュアルモードで焦点距離を無限長に変更しても変化無し。

過剰露出?
AEシフト(絞り補正)を行うが変化無し。

暗い画像の中に白い太陽が見えても、画面全体が暗いので、カメラが勝手に補正を加えるようです。
マニュアルモードの意味が無い。
試しにND8フィルターを対物の前に入れると、一瞬、減光した感じに見えましたが、すぐにものと明るさに戻ってしまいます。

ビデオカメラはどうしてもヒューマンエラーを補正する機能が優先するみたいです。故に、誰でも簡単にきれいに撮れる。
佐々木さんが使用しているSONYのビデオカメラはDVタイプ古いモデルですが、ちゃんと写るんですよね。
フィルターはND-800を2枚重ねて、状況によりにND-4 か ND-2 を使っていました。
ND-800x2枚で、16万分の1。さらにND-4を加えると64万分の1です。
減光率はD5.0(10万分の1)より高いです。この減光率がカメラの自動補正がかかっても、結果、良い映像を撮影しているのでしょう。

次回は、さらに減光フィルターを重ねて、撮影に挑もうかと考えております。
あぁ、( ̄^ ̄;)さらに出費が・・・どんな組み合わせが良いのやら・・・

最近の撮影機器(ビデオに限らず、カメラも)は感度が良いので、太陽撮影は、減光を強めておくのが良いようです。

前回、同じシステムで、月の出を撮影した映像があります。
ホームページの写真館をご覧下さい。最初は、月の光が弱い為にこの機能が働き、
月の模様が見えないのです。なぜか?理由が分らなかったですが、
今回の太陽撮影でやっと、理由が分りました。

P.S 先日のこみっと仲間内の観望会のブログ掲載をigu さんお願いします。

1 件のコメント:

  1. NDフィルターの換算表をHPのURLに記載しました。
    https://sites.google.com/site/yokoteallstars/eclipse/ndfilter

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