2013年3月24日日曜日

◆ 今日の太陽面です!

 久しぶりに太陽が顔を出したので、太陽望遠鏡を引っ張り出して、撮影にチャレンジしました。太陽専用望遠鏡とあって、他の天体写真とはまた違った難しさがあります。
 
 まずは、透過波長中心をHα線に合致させるため調整しなければいけません。私のラントは角度調整式のため、左右で微妙にずれが生じます。撮影ならば、少々値が張っても、気圧調整式に分があるようです。
 それからピント調整です。コリメート撮影だとピント合わせが大変です。マグニファイヤを使うと、液晶パネルのドットがくっきり見えてしまいます。そのため、なかなかピントの位置がつかめません。私は、ズームアップしておいて、縁のプロミネンスがはっきり見えるところで合焦としていますが、可視光と赤外線ではやはり微妙にズレがあるようです。
 今度は、外部モニタを使ってピント合わせに挑戦してみようと思っています。
撮影データ 3月24日 11:39 LS60THa+PentaxXW14+NikonE990
ISO:800 1/8と1/250 の2枚をコンポジット

夕方近くなって、また晴れ間が見えたので、今度は、IRカット改造の40D直焦で撮ってみました。モノクロ撮影したものを2枚コンポジットしてから、疑似カラーにしたものです。なお、直焦で太陽のサイズが小さかったので、トリミングしています。
デジタル一眼でコリメート撮影すると、重さのためか、左右でピントがズレてしまうようです。プロミネンスはE990よりも分かりにくい印象です。これが、未だにNikonクールピクスE990の人気がある理由でしょうか。赤外域の処理が得意で、発売してから10年以上経ったというのに、私も含めて、今なお使っている人がいます。
撮影データ 3月24日 15:27 LUNT LS60THa+EOS40D
ISO:800 1/250と1/750 の2枚をコンポジット

架台はポルタ経緯台ですので、振動や追尾の問題もあります。本気になって撮るとなれば、やはり赤道儀に載せる必要があります。
撮影機材も、最近では、Imaging Source社のDMKの31~41といった惑星用よりもひと回り大きなサイズのカメラで撮る人が増えているようです。

よい写真を撮ろうとするとお金も掛かって大変です。いくらあっても足りません!!まずは、せっせと仕事しなくちゃ!

3 件のコメント:

  1. いい機材はすでにお持ちではないですか!買い換えるときにはKAWAIさんに安く払い下げてあげて下さいまし。

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  2. ワタクシからも重ねてお願い申し上げマス・・・
    安くって言ってもそのお金がね・・・
    まずは、俺も仕事しなきゃ・・・

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  3. 次回撮影の際は、お声をかけてくださいね。
    この日は自分も「太陽でも」と思っていたのですが、家事に追われて・・・
    太陽を撮影しようとすると、デジカメはCANON S95を使ってみようか?一眼レフか?CCDか?いろいろ悩みますね。

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