2011年12月18日日曜日

宇宙教育指導者セミナーに参加しました!

◆12月17日(土)に秋田のアルヴェ で、宇宙教育指導者セミナー(ベーシックコース)があり、参加してきました。
これはJAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙教育センター主催によるもので、17日(土)がベーシックコース、翌日18日(日)はスキルアップコースが行われました。私は土曜日だけ参加しました。横手からは私だけでしたが、本荘の金さんと斎藤さん、高橋さん、県立大学から今野さん他3名も参加していました。若い女の方から年配の男の方など、老若男女46名の参加ということでした。また、岩手など近県の方も参加されていたようです。

★ 日程や内容 ★
○  9:30~ 9:40 開講式
○  9:40~10:25 講演Ⅰ 「宇宙教育」について
宇宙教育センターアドバイザー
○ 10:35~11:35 講演Ⅱ 秋田発 宇宙教育とその展開
宇宙少年団秋田分団長
○ 11:35~11:50 質疑応答・まとめ
○ 11:50~12:50 昼食(各自)
○ 12:50~13:00 オリエンテーション
○ 13:00~16:40 活動実践基礎コース 教材実習
○ 16:45~17:00 開講式


★ 講演Ⅰ ★
はじめは、「宇宙教育とは何か」についての話でしたが、「宇宙を軸にしながら、好奇心や冒険心、匠の心といった子どもたちの心に火を付けながら、幅広い豊かな人間を育てよう」というもので、始め私が考えていたものとは違い、これを聞いただけで、この会に参加した意味があったと思いました。
★ 講演Ⅱ ★
次に秋田大学教授で宇宙少年団秋田分団長をされている土岐仁先生から、2005年から行っている「能代宇宙イベント」についての話がありました。
すでに知っている方もおられるかと思いますが、高校生が自分たちでロケットを作って打ち上げ、その中に入れたミニ衛星?(缶サット)を所定の場所に着陸させるといったものです。今では全国大会も行われているとのこと。そして、これを経験してJAXAに勤めるようになった人もいるとのこと。自分の県でこのような取り組みが行われていたことを詳しくは知らなかったので、これもた大変刺激を受けました。
★ 活動実践基礎コース 教材実習 ★
午後は(A)社会教育基礎コースと(B)活動実践コースの2つに大きく分かれて行いました。
私は(B)の活動実践コースに参加しました。何をするのかと思っていたら、JAXA宇宙教育センターが提供する科学教材を実際に作り、作る手順や注意すること、安全面などを皆に説明するものでした。
今回は、テキストを見ながら
① 「ぽんぽん船づくり」 
② 「空き缶の底を磨いて凹面鏡をつくる」
③ 「かさ袋ロケットを飛ばす」
④ 「回っているコマはどうして倒れない?」
⑤ 「ストローロケットをつくろう」
の5部門に分かれて4人1グループになって行いました。簡単なもの作り活動でしたが、みんなロケット技術や科学に関わるものばかりで、宇宙教育の具体的な姿が分かりました。

作ってから実際に遊んだのですが、夢中になって写真を撮るのを忘れてしまいました。午前は話を聞くだけだっただけに、楽しく活動できました。
この講習を受けると宇宙教育リーダー(SEL)として登録され、いろいろな特典を受けられるそうです。これは3年間有効で、継続する場合には更新講習を受ける必要があるとのことで、金さんら本荘の3名はそれに該当するそうです。
わざわざ秋田まで出て話を聞くのはとてもおっくうなのですが、何より「宇宙教育」に触れることができ、雪降りの中、出かけた甲斐がありました。団体から2名以上だと補助金がグッと増えるということもあるそうなので、横手からも他に誰か出るとよかったと思いました。そして、ぜひとも横手で「コズミックカレッジ」を開きたいと思いました。
なお、「宇宙教育」については下記をご覧下さい。



2011年12月11日日曜日

やっぱり、秋田は天気が悪い。

日頃の行いが悪いわけではないのです。ただ、冬場はお天気に恵まれる回数が少ないのです。2011年最後の天体ショー「皆既月食」は、雨雲、雪雲に厚く覆われ、月明かりすらもかき消してしまいました。
メディアでも大きく取り上げられ、ネットでは、LIVE中継等頑張ってておられる方々がおりました。うらやましい限りですね。

今までに何度か月を撮影してて、ピントや露出、画角(月の位相角)はとても経験のいる作業だと感じています。月はとても明るい天体(地球上では太陽の次に明るく見える) なので、どなたでも簡単に撮影できます。撮影テクニックとして、参考までに、月の撮影方法のご紹介をします。
コンパクトデジカメを使用するなら、コリメート撮影となります。ちょっとした望遠鏡と見口の広い接眼レンズが必要ですね。携帯電話等のカメラ機能を使用する場合も同じで、接眼レンズに押しあてて、後はシャッターを切るだけ。
本格的に一眼レフ(APS−C)を使用すると、焦点距離は1000〜1200mmのレンズが必要となります。適度な望遠鏡+2倍程度のテレコンバータを使用されている方が多いと思います。
ビデオカメラを使用するとなると、ズーム機能があるのでそのまま、三脚に固定して撮影も可能ですね。必要であれば2倍以上のコンバージョンレンズを使用するのも良いかもしれません。フィルタネジを使用して、望遠鏡に固定する方法もあります。
最近では、ネットで中継を行う方もおりますので、CCDカメラ+PCでキャプチャを採用されている方も多いと思います。

さて、皆既月食が結局みる事が出来なかった私は・・・雲の上で起こっているであろう、天体ショーをパソコンのシミュレーソフトで鑑賞していました。バーチャル!いや、神にでもなったような心境!?
そこで、オススメの天体シミュレーションソフトのご紹介です。
国立天文台のMitaka、アストロアーツのステラナビゲータStellarium こんなところでしょうか?
どのソフトもすばらしい。Mitaka と Stellarium はフリーソフトなのでお勧めです。
教育や撮影等の目的でご使用を検討されている方は、ステラナビゲータが良いでしょうね。機能満載です。

2011年11月27日日曜日

コントラストアップ

天気予報では昨夜は「晴れのち雨」ということで、☆見は諦めていたのですが、夕刻からほぼ快晴状態! 予報は・・・・・?!  今シーズン最後!と思い切って撮影に出かけました。ターゲットはオリオンのエンゼルフィッシュ星雲! ただ、淡い対象だけにコントラストを上げないとなかなか写ってくれません。
かつてはコダックの103aという赤の感度の高いフィルムがあり、散光星雲がとてもよく写ったものです。今は、改造デジカメでもなかなか写ってくれません。そこで、SR64という赤いフィルターを使ってコントラストを上げてみることにしました。

撮った写真の元画像を加工せずトリミングだけしたものです。フィルターの効果で背景が暗くなってコントラストが上がっているのが分かります。何となくエンゼルフィッシュも写っています。
SR64のガラスフィルターは現在は販売されておらず、フジのアセテートフィルターがあるだけです。これを使うと露出時間は4倍ほど長くなるもののコントラストが上がるうえ、赤だけの光を使うので、ファインダーがとても暗くなってピント調整がなど難しくなりますが、色収差が軽減されて星像もやや小さくなります。また、比較的明るい場所での撮影にも耐えられます。これからの降雪期でも、庭先で撮影できるのではないかと期待しています。白黒ですけれどもネ!

2011年11月23日水曜日

太陽面撮影中

☆ 今日は思いがけなく昼頃に雲が晴れたので、太陽望遠鏡を引っ張り出して見ました。肉眼ではよく見えるのですが、撮影となるとなかなか難しいです。旧型のNikonクールピクスE990を使ってみたり、デジタル一眼で撮ってみたりしているのですが、なかなか良いのが撮れません。
 












そこで、最近ToUcamに代わって購入したImaging Source社の産業用USB2.0カメラDMK21AU04.ASで撮ってみました。ところが、チップが小さくて太陽面がはみ出してしまいます。アイピースレデューサなどを試してみたものの組み合わせが悪くて像を結びませんでした。そうこうしているうちに、思いがけなく販売終了品となったビクセンのCマウントレデューサを手に入れることができました。それを使って撮ってみたら、若干はみ出すもののほぼ太陽面の全景をとらえることができるようになりました。
今日は雨上がり直後で条件が悪く、像はボヤボヤです。これから降雪期に入るので、来シーズンになることと思いますが、Cマウントレデューサによる像の悪化の度合いを調べながら、いい写真が撮れるようシステムを調整してみたいと考えています。

2011年11月20日日曜日

2011年 周年パーティー

参加人数17名(過去最高人数)という、盛大なパーティーとなりました。ゲストといたしまして
秋田星っこの会より、会長の菅原さん、本荘星の会から、会長の金さん。横手星の会宮城県支部さん。横手かまくらFMパーソナリティーの藤田さん、一般参加、横手市在住の女性1名に参加を頂きまして、感謝申し上げます。
☆の話題もさることながら、様々な話題で大盛り上がりでした。


星の会会員の皆様へ、連絡事項があります。
ミルキーウェイブ様より、来年の湯沢市絵灯籠まつりにて、観望会を連日行うことが、決定事項としてあります。また、クリスマスローズの格安販売の紹介がありましたので、購入希望の方は別途ご連絡下さい。

12月10日 皆既月食の観望会があります。皆既食23:20分過ぎ
場所は秋田ふるさと村 駐車場(第2か第4のいずれか)
今のところ、望遠鏡無しです。防寒対策は各自で準備する事。

2011年10月22日土曜日

10月定例観望会

悪天候のため、中止となりました。
それでも数組のご家族が訪れ、武内さんのPSPなどで、星座解説を聞いたり、集まった会員での雑談で終了。お天気には勝てません(悲)
秋田星っこの会の会長 菅原様が子供達を連れ小型の望遠鏡を出して下さいました。横☆17番さんのPCでアンドロメダや木星等を映し出し、それを小型の望遠鏡や双眼鏡で観望するという。疑似観望会となってしまいました。雨天プログラムでも使えそうなテクニックです。ちなみに、このネタは宮城県支部さんより、頂いた物です。

定例会より、星の会の皆様にお知らせです
例年行われている「周年パーティー」ですが、今年は11月18日の予定です。予報ではペルセウス流星群の極大日。

2011年10月16日日曜日

県立大学「潮風祭」に行ってきました。


15~16日に秋田県立大学本荘キャンパスの「潮風祭」が開催され、”スターウォッチングinあきた”に去年から参加している県立大学天体観察サークルでブースを出すというので、行ってみることにしました。詳しくは、写真をご覧下さい。
手作りのプラネタリウムに、投影ドームスクリーン、そして、凝った動画作品と手作り反射望遠鏡と、学生さんのパワーを感じました。この勢いで、サークルを盛り上げて欲しいと思いました。
詳しくは、写真下にあるリンクサイトをご覧下さい。

2011年10月9日日曜日

十三夜 栗名月のお月様



10月9日(日)は旧暦9月13日で十三夜 栗名月 です。9月12日の旧暦8月15日が中秋の名月 十五夜 芋名月でしたが、本来は両方のお月見をするのが慣わしだそうで十三夜は後の月と呼ばれるそうです。

十五夜は芋をお供えし、十三夜は栗をお供えするそうです。その頃に収穫できる旬のものをお供えするからこの様な名前なのでしょうね。私のイメージでは十五夜=丸いお団子をお供えするなのですが・・・。栗名月がなぜ満月でないのか少し不思議ですがなんか風情が感じられるのでなんとなくわかる様な・・・。

先月の十五夜は曇天で見逃しましたが、今回は霞がかかっていましたがなんとか撮影できました。機材は先月9月15日に撮影したお月様と同じですが、今回は趣向を変え撮影時のホワイトバランスを変え撮影しました。先月はオートで撮影、今回はホワイトバランスを太陽光と曇りで撮影しました。太陽光だと白黒写真の様で曇り設定だと少し赤っぽくなりました。この中間くらいだとイメージ的には良いかと思いますがどうでしょうか。う~~ん画像処理をあまりせずに手軽に撮りたいのですが・・・。

りゅう座流星群の鑑賞&撮影会

昨晩から午前4時まで、美郷町ラベンダー公園にて、観測会を行いました。参加者=菅原さん(秋田星っこの会会長)、川井さん、満天星さん、横☆17番の4名。会長のtettiさんは自宅からの観察だったそうです。
期待されていた年だったのですが・・・どうも的が外れてしまったらしく・・・粘っても粘っても、あれれれれ?_?平日の夜の方が流れている気がするくらい、夜露に濡れしっとりとした、おとなしい夜でした。自分は35mmのフィルムを買い、今回は銀塩の固定撮影で頑張ろうとシャッターを時々切っていたのですが、一向に気配すらありませんでしたね。それでも見応えのある流れ星は2〜3発、観れましたけど、残念!!
オリオン座がとっても綺麗だったので、馬頭星雲の写真を撮ってきました。そのうちにアップします。初チャレンジで、まぁまぁの出来と思っております。今夜もちょっとばかり、月を鑑賞しながら流星群らしい夜を期待してます。

2011年10月2日日曜日

太陽に肉眼黒点が出てました



9月25日(日)に撮影した太陽です。この日の黒点は大きく肉眼黒点となりました。日食メガネでもはっきり確認できました。PENTAX 75SDHF で Nikon Cool Pix 4500 でのコリメート撮影です。アイピースはタカハシLE 18 mm です。拡大撮影時は薄曇りで少し霞んでしまいました。



2011年10月1日土曜日

大撮影会

新規会員の川井様よりメールが届きました。
ポピュラーな天体を撮影されております。画像も機材も素晴らしい。
以下、原文です。

9月28日、私の地元千畑のラベンダー園に撮影に行って来ました。新月でしたが数日前より心なしか空が明るく、霞も少しかかっていたような気がしました。
今回の撮影目標はせっかく自宅より空が暗い所なので空を広く入れ、星座の位置関係が分かるような星夜写真、それとM31、M45等の秋の代表格です。
ワイドレンズを使った星夜写真は自分の赤道儀で手動ガイドでもなんとか止まって写せましたが、300mm を使ったアップはやっぱり流れてました…
そこで会長のタカハシの赤道儀をお借りしたらノータッチでピタッと止まった写真が撮れました。
ピントや、画像処理等まだまだ改善点がありますが初心者の私にはこれだけ写ったら大満足です。
ヤバイ…赤道儀欲しくなった…

以上が、メールの内容です。撮影当日は、tetti様、満天星様、横☆17番さまもおりましたので、画像があがり次第、報告いたします。画像閲覧のリンク先はここをクリック

2011年9月19日月曜日

星空への招待 2011 Vol.3

9月17日に行われました「星空への招待 2011」の報告です。
観客動員数100名を超す、最後を飾るにふさわしい、盛大なイベントとなりました。来て下さいましたお客様に感謝申し上げます。

とある親子がプラネタリウムに遊びにきた場面からのちょっと手の込んだ演出(音声のみ)星座物語、星座説明、金環日食の説明の大きなプログラムの合間に、親子の会話が入るという、感じです。
「ペルセウスとアンドロメダ」の物語をお母さんが子供に聞かせる感じで、スライドショーが始まります。スライドが終わり、横☆17番さんが登場した人物などをプラネタリウムで説明し、秋の星座の見所を紹介しました。
日食の原稿を秋田星っこの会会長菅原様より、ご提供頂き有り難うございました。何とか無事、説明できたようです。ステラナビゲータ&エクリプスナビゲータを利用したスライドショーにも興味をそそられた方は結構いたと思います。

秋田ふるさと村スペーシアを初め、多くのスタッフの方にもご協力を頂き、感謝申し上げます。
プログラム終了後のスナップ写真

「星空への招待 2011」は、独立行政法人 科学技術振興事業 が行っている、科学コミュニケーション連携推進事業「草の根型プログラム」へ一環として、秋田ふるさと村のご協力を頂き、横手星の会が制作をいたしました。

「星空への招待」は過去に一度、行っております。今から約10年前ほどです。次回の開催は決まっておりませんが、星の会一同、今回の経験が今後の天文分野の普及活動に大いに役立つものと考えております。大切な財産として残して行きます。今回制作した、スライドショーはリニューアルし雨天・曇天プログラムで、今後、皆様にお見せする機会があります。見てみたいという方は、依頼観望会、定例観望会などでもご紹介する事があると思います。今回を見逃したから・・・といって、残念がる事はありません。ご安心下さい。

同日、お昼の太陽観察会と、夜に予定されておりました定例観望会ですが、雨の為中止となりました。なかなか晴れに恵まれず、残念です。

2011年9月17日土曜日

9月12日中秋の名月でしたが・・・。



9月12日(月)は中秋の名月、十五夜でしたが横手では曇天。雲間に月明かりでお月見は無理でしたが、15日(木)に晴れましたので久しぶりにお月様を撮影しました。


望遠鏡はPENTAX 75SDHF コンパクトデジカメ Nikon COOLPIX4500でアイピースはタカハシLE18mmでコリメート撮影です。



2011年9月16日金曜日

横手市立黒川小学校観望依頼の報告





9月11日(日)横手市黒川にあるオアシス館で黒川小学校の観察会を開催しました。
学習発表会終了後の親子活動の一環として19:00~21:30で行いました。
子ども達10名ほど親御さん・先生含め20名ほど、横手星の会メンバー6名で対応しました。
当日は無事快晴となり満月(中秋の名月)前日で空の条件は良くありませんでしたが、数日前から天気が悪くなる天気予報だったので胸をなでおろしました。
望遠鏡はペンタックス105SDHF屈折、ミザール8cm屈折、4cm屈折、ビクセン10cm反射、タカハシ ミューロン21cmで、お月様やはくちょう座アルビレオ・こと座ダブルダブルスター等の二重星、M57ドーナツ星雲。20:30過ぎから木星が東から昇り始め木星の縞模様やガリレオ衛星が観察できました。
特に木星は初めて見る子ども達もいて喜んでいただけました。





ほろわんパーク『星降る夜のスターウォッチング』の報告

9月10日(土)毎年恒例の保呂羽山少年自然の家『星降る夜のスターウォッチング』が開催されました。
参加者50名、天気が良ければ天文台での開催予定でしたが、あいにくの空模様で雨天プログラムとなり横手星の会メンバー2名で対応となり。来年は快晴を祈るばかりです・・・。

2011年9月9日金曜日

星空への招待 2011 最後のプラネタ番組

こんな夜遅くまで、台本製作に時間と労力を費やしております。
9月17日午後1時より開演。完全無料のプラネタ番組 完全オリジナル、無修正です。
数多くの観望会にもご依頼を頂き、感謝感激しておりますが、その気持ちを番組製作に注いでおります。
超スペクタクル大ロマン、親子の絆が今回のテーマでしょうか!?

今回は、一組の親子とプラネタリウムを楽しむところから、ストーリーが展開していきます。
星空の神話を楽しみ、おまけに星座が詳しくなる、夜だけかと思いきや、太陽までも!
その中身の濃さは、来た人でしか味わえないでしょう。

秋田ふるさと村 スペーシアを貸しきってやるのもこれで、最後。1回ぽっきり!

同日の夜は、同じく秋田ふるさと村 第四駐車場にて無料観望会を行います。星空をプラネタで見て、生で見てを楽しむのは、最高ですよ。

独立行政法人 科学技術振興事業 が行っている、科学コミュニケーション連携推進事業「草の根型プログラム」へ一環として、横手星の会が制作をいたしました。是非、遊びに来てください。

2011年9月7日水曜日

最近の星座早見盤

アンドロイド携帯が世に出てから、様々なアプリケーションが配布されていますね。今回紹介するのはGoogle Sky Map星ナビです。「Google Sky Map」は秋田星っこの会会長 菅原様もご愛用の一品です。横☆17番さんは「星ナビ」とStar Walkをご使用中です。

電波の悪い状況では、モーションセンサなどで動きがおかしくなるかもしれませんが、星座早見盤をもっていなくても、これで大丈夫ですね。解説等いろいろな機能が備わっており、面白そうです。子供達に人気なのは「星空ナビ」ですかね。さすが、ニンテンドーDS。

Mac ユーザの方は「Star Walk」がお勧めでしょうか?北の空にはおなじみのリンゴマークが星として見えるんですよ。遊び心がありますね。他にもいろいろあるようですね。横☆17番さんが云うには、とにかく容量の多いアプリを選んだ方が良いそうです
リンク先はhttp://www.astroarts.co.jp/hoshinavi/magazine/iphoneapps/

2011年9月5日月曜日

SWIA 2011 曇天プログラムにて開催しました

3日に行われた「スターウォッチングinあきた」の報告です。
台風の影響により、強風。雲も晴れる事はなく、曇天プログラムでの決行となりました。お客様、スタッフを含め総勢40名くらいだったかな?
秋田大学天文研究会、秋田県立大学天文観測サークルの若手が頑張ってくれました。県立大学のみなさんは今年から加わりまして、さらにパワーアッップした感じです。
実行委員長 金氏が、お仕事の都合でおりませんでしたが大丈夫でしたよ。
満天星さん(横手星の会)と菅原さん(秋田星っこの会会長)ががきっちり、仕切って下さいました。

<<曇天プログラムの内容>>

1.七夕伝説の影絵 (天文研究会)
完成度も高く、いい感じでしたよ。
2.星座クイズ   (天文研究会)
難問もありましたね、 パーフェクト回答者はいなかったように思います。
3.mitaka を使用しての星座説明、mitaka の紹介(県立大学 天文観測サークル)
ベテランの先輩方も脱帽の完璧な星座説明でして・・・
4.ペルセウスとアンドロメダ物語のスライドショー (横手星の会)
17日に行われる「星空への招待」の番組をお見せしました。リハーサル?

当日の様子をビデオにて撮影しました。DVDにて配布いたします。欲しい方は yokote.all.stars@gmail.com まで、ご連絡下さい。写真など追加情報がありましたら、随時、更新してまいります。
来週10日は保呂羽山少年自然の家にて「星降る夜のスターウォッチング」があります。楽しみですね。

9月7日追記:満天星さまの WEB アルバムのリンク先→ http://www.imagegateway.net/p?p=HfyxAGmLzHZ&t=ICw
コピー&ペーストでURLを開いてみよう!!

2011年9月2日金曜日

スターウォッチング in あきた の気になるお天気

おはようございます。
台風が北上中で、秋田県内のアマチュア天文家のみなさんもテンションダウンしているのでは?
で、鳥海山付近のお天気情報をお伝えします。
秋田県側ではなく山形県酒田市遊佐町のお天気が一番信頼性があるでしょう。
夜は晴れるかな?リンク先 http://tenki.jp/forecast/point-325.html

2011年8月30日火曜日

私も撮ってきました!

サドル周辺の散光星雲

網状星雲
カシオペア座N281
大曲の花火翌日の日曜日も天気が良かったので、tettiさんと2人で、千畑に撮影に出かけました。前回撮ったものをファインディグチャートにしながら、①はくちょう座の十字の中心のサドル周辺の散光星雲、②網状星雲、③カシオペア座N281の3カ所を撮りました。
レンズはiguさんと同じNikon180mmF2.8、カメラはEOS40D(改造)、露出は5分、PhotoshopElementsでカラーバランスを整え、レベル補正、シャープ調整しています。見た感じはiguさんのが自然ですが、ついつい赤い散光星雲などを強調しがちです。個人的には、横手☆17番さんのような地上風景の入った写真が一番好きです。 
ちなみに一緒に行ったtettiさんは銀塩カメラにリバーサルでの撮影でした。できあがりがとても楽しみです。フィールドに出るたびに改善ポイントが分かります。
晴れる機会は意外に少ないので、天気と月回りを見ながら出かけましょう!

2011年8月29日月曜日

望遠レンズに挑戦


アンドロメダ大銀河(M31)

ペルセウス二重星団

干潟星雲(M8)・三裂星雲(M20)

天気が良かったので8/28に稲庭付近でガイド撮影をしてきました。
前回の投稿では28-70mm/2.8のレンズを使用しましたが、今回は180mm/2.8
の望遠レンズを使用。星雲、星団をアップで撮影出来ますが、ピント合わせや
架台のセッティングがシビアになります。
結果は・・・まあまあでしょうか。

2011年8月27日土曜日

横手市立浅舞小学校の観望会

浅舞小学校と天の川

26日に行われた観望会の報告です。
お天気は晴れの予報だったのですが、雲が流れ時折、空全体を覆い隠すような時があり、曇天プログラムにしようか?非常に悩む夜空でした。が、時間が経つにつれ天の川まで見える素晴らしい星空。
6年生の児童とその保護者、約100名弱での大観望会となりました。予想を遥かに上回るお客さんの数にちょっとびっくりΣ(@o@)ノノ
tetti、満天星、横☆17番、武内さん、ミルキーウェイブさん、遅れて佐々木さんの計6名での対応です。星座説明の時は雲が覆う生憎の空でしたが、南の空は広く見え、いて座、さそり座と、いて座といった、代表的な夏の黄道星座がすっきりと見え、自分でもひさびさ、感動してました。雲に覆い隠されていても、手元にニンテンドーDSを携えておりましたので、星空ナビ(今はお買い得)を使用して星座説明はまぁまぁ、でしたでしょうか?望遠鏡を使って、二重星、星雲・星団を一通り眺めて、観望会は終了。星雲は見えづらい子供達もいらしたようで、ちょっと残念でした。ピント調整が甘かったかな?
この後、児童の皆さんは体育館で怪談話を聞いて、帰宅となりました。どんな怪談話だったのでしょう?きになります。終了時には、お土産を沢山頂き、有り難うございました。

この頃にはさらに空はすっきりと晴れて、天の川も流星や火球が見る事が出来て、最高でした。なんだかんだで、家に帰ったのは深夜でしたね。

2011年8月24日水曜日

星降る夜のスターウォッチング

保呂羽山少年自然の家で行われる、観望会のご紹介です。
9月10日に行われます。詳細はコチラ受付期間は9月4日まで。
この日はお月様も見れますので、参加される方は、デジタルカメラを持って来て下さると、月面撮影が楽しめると思います。最新のコンパクトデジカメより、古い物デルの方が良く写ったりします。

前の週3日は「スターウォッチング in あきた」が開催されますので、定例観望会も含めて、9月はほぼ毎週、イベントづくしとなります。
頑張って、行きましょう!!

2011年8月22日月曜日

8月の定例観望会

20日に秋田ふるさと村第4駐車場で行われた、観望会の報告です。
天候は生憎の曇り、厚い雲で全てが覆われ、望遠鏡はオブジェと化しておりました。市報にてプラブ紹介を行ったので、お客様はそこそこ、おいで頂きました。あざーっす。
曇天プログラムでしたので、パソコンや、スライド写真の投影、ビデオの映像を利用して、いろいろとお客様に星や惑星の説明を行いました。流石、佐々木さん撮り貯めた、ビデオ、スライド写真は一見の価値有りです。素晴らしい。見所満載です。ブログで紹介するより、現場で味わうのが一番ですね。
雨が降らない限りは必ず開催するので、ブログをご覧の方、ぜひとも遊びにきて下さいね。

お客様も帰り始めた頃、9月に行われる「星空への招待 2011」の打ち合わせを行いました。
今回は、ミルキーウェイブさんと横☆17番が主担当となっております。乞うご期待!!

P.S
オークションでプロジェクタ(日立CP-X328)の購入をしました。曇天、雨天プログラムに役立つと思いますので、利用されたい場合は、ご連絡下さい。

2011年8月15日月曜日

ペルセキャンプ報告

毎年恒例の横手星の会 ペルセウス座流星群の極大時期に行うキャンプを東成瀬村大柳沼で行いました。今年の極大日は8月13日ですが、例年通り8月12日(金)に行いました。
当日は雲が多く天気が心配でしたが夕方から少しずつ雲が減り一番星はうしかい座アルクトゥールスでした。薄明と霞でおとめ座スピカとその近くの土星を見つけるのに苦労しましたが、双眼鏡で探し望遠鏡に土星を導入する事ができました。山に沈む土星をPM7時過ぎまで皆で満喫、というより急いで見ました。
当日は仕事があるメンバーもいて集まりは良くありませんでしたが、キャンプ参加者は総勢20名となり15年ほどこの場所でキャンプを行っていますが、今までで一番多く集まりました。
お酒を飲んだり食べたり、満月が近くの月を眺めたり、条件の良くない中での流れ星の撮影をするメンバー、夜中に昇ってきた木星を眺めたり、夜明け近くまで星を眺めていたメンバーもいました。
ちなみに私は沢山飲んだつもりは無かったですが、疲れが溜まっていたのか早めのダウン。流れ星も木星も見る事が叶わず、私自身はペルセキャンプというより単なる飲み会キャンプとなってしまいました。夜中に一度目が覚め東の空に木星が見えましたが起きる元気はありませんでした。
他にも面白いお話しがあれば、他のメンバー投稿をお願いします。よろしく~(^o^)/

2011年8月14日日曜日

夏の大三角を撮ってみました!



夏の大三角



白鳥座デネブ付近の星雲


初めての投稿です。

先日のペルセキャンプは、今までに無いほど人が集まり、特に子どもたちも多くて、楽しいひとときを過ごすことができました。月明かりで流れ星が見えにくいのをいいことに、返ってゆっくりと飲んだり食べたり話したりできました。ありがとうございました。
さて、今年の夏は天気がいい日が続いているので、写真を撮りに出ました。
フィルターを付け忘れて星座が分かりにくくなってしまいましたが、はくちょう座の散光星雲が見えています。今度は、サドル付近と網状星雲を180mmでねらってみようと思っています。

・8/4 23:50~24:42 露出3分
・EOS40D(IRなし)+ (上)シグマ20mmF1.8→4.0
                            (下)ニッコール50mmF1.4→2.8
・P2赤道儀で自動追尾 (美郷町千畑)



2011年8月13日土曜日

ペルセウス座流星群



8/12(金)に大柳沼で標記観察会が行われました。(ほとんど飲み会?)自分は仕事で参加が遅れたため、詳細は始めからの参加者にお願いするとして、当日の流星の様子を。
今年は満月が明け方まで出ている、あいにくの条件でしたが、何とか写っているカットがありました。どこに流れるかわからないものを写すのには、かなりの根気が必要ですね。

2011年8月8日月曜日

横手市醍醐小学校観望会

8月6日(土)19:30~横手市立醍醐小学校にて観望会を開催しました。この日は旧暦の7月7日七夕です。織姫と彦星を乗せ天の川に小舟を浮かべた様な形をした綺麗な半月でした。
子ども達を含め40名ほどに星を見ていて頂きました。
30cmドブソニアン・ペンタックスSDHF10cm屈折望遠鏡・タカハシμ210・10cm、双眼鏡2台と望遠レンズに取付けたCCDカメラを用いテレビに月を映し観察会を行い、土星、ミザール・アルビレオの二重星、こと座M57ドーナツ星雲、ヘルクレス座M13球状星団などを見て頂きました。20:00~は七夕の星や星座の見つけ方の説明を行いました。
土星の輪・衛星タイタン、M13・M57が見ることができ皆さん大喜びでした。ドナーツ星雲は見えない方もいて、『見えないのは心が曇っているからだ!』と周りからの声、皆さん大笑い。何度もチャレンジするお母さんが・・・。
子ども達に喜んでいただけ星の会のメンバーも大満足、子供たちよりもお母さん方の大はしゃぎには微笑ましく思いました・・・。

わんぱく館での星空会


8月6日に横手市わんぱく館にて行われた児童向け、星空会の報告です。
今回、星の会から参加したのは、守屋先生&横☆17番です。当初予定されていた人数より、だいぶ減りまして、6人でした。お陰で負担が軽くてラッキー!当会のtetti会長夫人もおられましたので、だいぶ、助かりました。正確には、暑さで揺るみっぱなし。
この日は、旧暦の七夕ということで、カレダーを引っ張りだして、子供達に説明をしました。ステラナビゲータで、七夕のお話でもと思ったのですが、最近全然、使用していなかったので、全く別のコンテンツで10分ほど番組をお見せしました。子供達の食いつきも良かった感じです。
せっかくなので、誕生星座と太陽の通り道についての簡単な説明をしてみました。内容は深くなると訳が分からなくなるので、とにかくビジュアル重視という感じです。
守屋先生には、手作り天体ドームを用意して頂いておりましたので。ホームスターでの投影は評判が良かったようです。流れ星も出現するので、ドームの中から歓声も上がり、楽しんでいたようです。
最後に守屋先生所有の太陽望遠鏡と満天星さんからお借りした投影式望遠鏡で、太陽観察です。炎天下の中、子供達も職員の方も太陽を見るのは初めてなようで、ビックリしている感じでした。ちょっと暑さで疲れていたかもしれません。
子供達は無限の可能性を秘めているので、将来は宇宙飛行士にでもなって頂きたいですね。
プレゼントに手作りカレンダーを頂きました。ありがとうございましたっ!!


2011年8月7日日曜日

横手市報に横手星の会が紹介されました!

横手市 市報2011年8月1日号に横手星の会が紹介されました。
詳しくは横手市のHPをご覧になってください。(下記アドレスです)
これを機に毎月行っている定例観望会のお客さんが増え、星の仲間が増えることを願うばかりです。
会長の名前がちょこっと違っていますが・・・。
http://www.city.yokote.lg.jp/mpsdata/web/4355/14-15-1.pdf

2011年8月1日月曜日

ガイド撮影をしてきました


昨夜、あまりに天気が良かったので、V社製のGP赤道儀を久しぶりに引っ張り出して、ガイド撮影(星の動きに合わせてカメラを動かし、星を点で写す方法)をしてきました。広角レンズを使ったのでセッティングはいい加減で、カメラの感度はISO2000(カメラはNikon D700)で露光時間は1分程度です。フィルムの時には1ショット10分程度かかっていたと思いますので、隔世の感があります。自宅から車で40分程度走るだけでこの星空が見られることも驚きでした。また撮影に行きたくなってしまいました。

2011年7月31日日曜日

ボーイスカウト秋田県大会

7月30日(土)19:30からボーイスカウト秋田県大会から依頼された観望会を横手市山内の大松川ダムで開催しました。
当日は朝から曇天で心配されましたが少しずつ晴れ間が見え始め、当日の一番星は晴れ間から現れたこと座のベガとなり子供たちの歓声が沸き起こりました。
望遠鏡は30cmドブソニアン、ビクセン20cmバイザック、タカハシμ210、小型屈折望遠鏡の4台と、笠井10cm双眼鏡での観察会となり、土星・うしかい座アルクトゥールス・こと座織姫星ベガ・はくちょう座アルビレオ・双眼鏡による天の川観望などを行いました。子ども達には他にも星雲・星団などを見てほしかったですが、街灯を消すことができず街灯に阻まれ見せることができなかったのが残念でした。
プロジェクター投影による星空案内や神話のお話しも行い子ども達に大好評でした。
最後の挨拶で毎月の定例観察会や9月に行う星空への招待の案内をしました。子ども達がたくさん遊びに来てくれる事を願うばかりです・・・。
終了後には山道を抜け六郷の見晴台で星の会メンバーでの観望会を23:30頃まで10cm双眼鏡で行い、カシオペア座2重星団・アンドロメダ大銀河などいろいろな星雲・星団を皆で堪能しました・・・。

2011年7月25日月曜日

スターウォッチング in あきた 2011 ポスター完成

出来上がりました。本荘星の会 金会長が作成して下さいました。
9月3日にコスモワールドにて開催です。昨年の様子はこんな感じでした。→リンク

コスモワールドも稼働日数が増えていますね。
当日は混雑が予想されますので、ジンデンの望遠鏡でゆっくりと星を眺めたい方は是非とも、稼働日に脚を運んでみて下さい。横手星の会会員も結構、通っております。

9月10日には保呂羽山少年自然の家でも、「星降る夜のスターウォッチング」があります。こちらも宜しくです。

7月30日は「秋田星っこの会」で観望会が開催されます。

さぁ、ご家族で、恋人同士で夜の宇宙遊泳を楽しみましょう!!

2011年7月24日日曜日

7月の定例観望会

7月16日(土)に行った定例観望会は、お昼にあきたふるさと村スペーシアで『星空への招待』を開催したこともあり、20名を超えるお客様がいらっしゃいました。
当日は満月の翌日となり月明かりで条件は良くありませんでしたが、快晴となり土星やお月様、二重星やおとめ座のスピカ、ヘルクレス座の球状星団M13等が観望できました。こども達の歓声に心が癒されました。

2011年7月23日土曜日

星空への招待 2011 Vol.2

 7月16日(土)13:00~に あきたふるさと村スペーシアで開催しました横手星の会オリジナルプラネタリム番組『星空への招待2011』第2回目の報告します。今回は お話し大好きの会とのコラボでの開催となりました。

〔プログラムの内容〕
1.挨拶とスターウィーク(8月1日~8月7日)のご案内
※スターウィーク:http://www.starweek.jp/index.shtml
2.夏の星座や星のお話し(8月1日 午後9時に見える星空)
3.七夕伝説のお話し
4.おはなし大好きの会 『おほしさまかいて』 エリック・カール作 絵本の読み聞かせ
5.おはなし大好きの会 『むすめさんのおくりもの』 インドの民話 パネルシアター
6.秋・冬の星座のお話し(8月1日 午前3時に見える星空)
7.太陽観察会(プラネタリウム終了後、スペーシア館外)

今回は100名を越えるお客様が来場し、大盛況となりました。前回は準備期間が短く殆んど宣伝しない中での開催でお客様が50数名ほどでしたので、2倍ものお客様の来場で星の会のメンバーも感激でした。
おはなし大好きの会 『むすめさんのおくりもの』パネルシアターはブラックライトを用いた影絵の様なもので人や物をかたどったものを動かしてお話しをするもので、とても綺麗で幻想的でした。
太陽観察会は太陽望遠鏡3台、8cm屈折望遠鏡(もちろん太陽フィルターを取付け減光)で行いました。最近は太陽活動が活発になってきたこともあり、黒点が数個、火柱の様な大きなプロミネンスやダークフィラメント(プロミネンスを正面から見たもの)が観察でき、壮観でした。
次回は9月17日(土)の開催です。もっとたくさんのお客様に来て下さり星の魅力を感じて頂ければと願うばかりです。

2011年7月22日金曜日

毛利衛さんのふるさとを訪ねて


ちょっと前の話ですが6月25日に日本人初の宇宙飛行士である毛利衛さんのふるさとである北海道余市町を訪れました。(小樽から西に15kmほど)余市町にある道の駅『スペース・アップルよいち』には、道の駅とは思えない『余市宇宙記念館』という施設があり見学してきました。http://www.spacedome.jp/index.html




現在は7月に引退したスペースシャトルの特別展示を開催していました。館内にはガイドさんが居て定時になるとお客さんを集めガイドが始まります。(入館料は有料ですが、ガイドは無料です)テーマがいくつか選択でき、スペースシャトル引退ということもありテーマをスーペスシャトルでお願いしました。他にガイド希望のお客さんが居なかったので兄と二人で30分程度ですがガイドさんのお話に夢中になってしまいました。小さな町ですがスペースシャトルに関わる本物の部品、使用済み耐熱タイルやスペースシャトルを固定するナット等が見ることができました。特に固定ナットはロケットエンジンに引火し十分な推力となったときにたくさんの固定ナットを同時に爆発させスペースシャトルを打ち上げるという話は私は知りませんでした。


コニカミノルタ製移動式プラネタリウムがあり、空気で膨らました5mほどのエアードームにパイプ椅子が並べられ、初めての移動式プラネは楽しかったです。以前はプラネの場所には無重力体験装置があったそうですが、料金が高いのと維持費の関係で撤去されたそうです、う~ん残念・・・。


道の駅の裏側に何故か売店が・・・。実は宇宙記念館の出口に売店があったのです。天文ショップでも見たことの無い天文グッツがたくさん、はしゃいでたくさん買い込んでしまいました。売店には不思議な体験施設がありました(宇宙記念館に入館する必用はなく無料です)是非赴いて体験してみてください。


その後、30kmほど離れた積丹(しゃこたん)半島にある神威(カムイ)岬を訪れました。この日には秋田県では大雨で大変だった様ですが、快晴に恵まれました。この岬へ行く途中に1996年に27,000tonという重さの岩盤崩落事故が起こった豊浜トンネルがあります。20名が無くなった慰霊碑がトンネルの側にありました。合掌(心の中で犠牲者の冥福を祈りました)


夕暮れ後には『岬の湯しゃこたん』という温泉を訪れました。周りに大きな街や民家が無く、光害の無い星空を露天風呂で満喫できました。

写真は神威岬から望む東側(小樽方面)

写真は神威岬から望む西側、30kmほど先に北海道唯一の泊原発があります。







写真が『岬の湯しゃこたん』の玄関です。


北海道を訪れる機会があれば、余市町や積丹半島を是非訪ねてみて下さい。

2011年7月21日木曜日

コスモワールドでの撮影の試み

7月9日(土)・17日(日)にコスモワールドへ行ってきました。9日は秋田ふるさと村での星空への招待のリハーサル後、6:30横手を出発。曇天で星は見えませんでしたが、今後のジンデン60cm鏡での撮影を考え機材の取り付け方法の確認を行いました。
17日は晴れ5時半頃にコスモワールドへ入り15cm屈折による太陽観察、15cm・60cmによる青空の中の白い土星の観察、カッシーニの隙間がかすかに確認できました。夜には60cmでの土星をwebカメラによる直焦撮影、ビデオカメラによるコリメート撮影を行いテレビモニターに映し出された土星は月の様に大きく映し出され圧巻でした。
月明かりのある悪い条件でしたが、星雲・星団が映るか確認しました。ビデオカメラによるコリメート撮影でヘルクレス座M13球状星団が撮影できました。M13がテレビモニターに映し出された時には同席していた秋田県立大学の学生含め大きな歓声が沸き起こりました\(^o^)/
M27アレイ星雲・M57ドーナツ星雲は残念ながら月明かりで眼視でも見ることができませんでした・・・グスン。

保呂羽山少年自然の家 観望依頼

7月13日(水)保呂羽山少年自然の家より観望依頼があり横手星の会の佐々木とtetti の2名で対応しました。角館小学校87名のたくさんのこども達に喜んでいただけました。当日の月をCCDカメラを使ってプロジェクターでスクリーンに投影し、月の模様やクレーターのお話しをしました。その後2つのグループに別れペンタックスSDHF10cmとタカハシμ210の2台の望遠鏡でそれぞれお月様と土星をこども達に見せました。殆んどの子ども達が天体望遠鏡で星を見るのが初めてでとても喜んでくれました。最後に春・夏の星座の見つけ方、七夕のお話し7月7日は過ぎていましたが、本来の七夕が今年は8月6日(旧暦7月7日)をお話するとこども達ビックリしていました。もっとたくさんの星を子ども達に見せたかったですが月と土星だけで、あ~っという間に時間が過ぎ終わってしまいました。秋田ふるさと村の観望会に来てくれればもっとたくさんの星の魅力を伝えれればと・・・。

2011年7月18日月曜日

JPの回し者ではございませんが

キリエシです。
日本郵政さんで売り出している切手シート。それに星座シリーズが出たと新聞にありましたので、早速ゲットしましたv
青地に金の星と、なかなか素敵なデザイン。グラデーションも美しい。
そしてそして、一番下の星座が「うおつりぼし」。日本古来の星座名が載っていたことにちょっと嬉しくなりましたよ。確か、瀬戸内地方の伝統星座じゃなかったでしょうか? 今はすっかり「さそり座」で定着していますが。「星を見上げていたのは外国だけだけでねぇ。」と言っているようで、なんか嬉しかったです。
何より「第1集」という気になる字。よくよく見ましたら、今回のシートに載っている星々は夏物。……ということは、きっと第2集は秋物ということでしょうか?次回も解体です。違いました「買いたい」です。
ところで。
週末、イベントに出張出展していた日本郵政さんのブースを発見し、「ここは景気よく5シートぐらい買おう!」と財布を開いたはいいんですが、中を見たら青札1枚しかなかったことはここだけの秘密です。
以上、キリエシでした。

2011年6月27日月曜日

コスモワールドに行ってきました。

6月25日にコスモワールドの定期観望会がありまして、行ってきました。梅雨空でも晴れは必ずありますし、ちょうど観望会となれば、☆人の願望は燃え上がるのです。
前日までの豪雨により土砂崩れや道の水没が発生し、国道108号線の前郷から南由利原の道が通行止め。そのため、秋田のサーフィンのメッカ西目よりコスモワールドへと向かいました。帰りは、黒森貯水池側の農道を利用しました。土地勘が無かったので、本荘星の会 金会長の誘導に感謝しておりす。

到着後、受付を行います。今回のお客様は、横☆17番以外に県立大学天文サークルの皆様もおりました。若いって素晴らしい。夕闇が迫る頃、みんなで一番星見つけよう競争の開始です。目標は土星とアルクツゥールス。ある場所は見当がつくのですが、なかなか肉眼では見えません。ジンデンはしっかりとその姿を捉えていましたね。(当たり前か!)双眼鏡で一番最初に土星を見つけたのは、サークルの方でした。金会長と横☆17番は見事、完敗。年でしょうか?まだ若いつもりなんですけど・・・

ジンデンの望遠鏡も今まで、堪能する機会が少なかった横☆17番としては、貴重な観望会となりました。球状星団、銀河など、やっぱり大口径ならではの迫力の星像です。いい眺めに思わず、笑っちゃいました。(歓喜の意味で)震災の影響も無く、無事、稼働しているジンデンに感謝です。

次回の稼働日は7月の第2、第4土曜日となっております。夏の流星群の時期にも入りますので、お時間のある方は、脚を運ばれてはいかがでしょうか。きっと、ご満足頂けるかと思います。

2011年6月19日日曜日

6月18日の定例観望会

今年最初の定例観望会と言っても良いかもしれません。(4月5月は、中止でしたので)やっと晴れました。日中は曇りでしたが、夜には晴れて上々の出だしです。星の会員も若干欠席者がおりましたが、主力メンバーが揃い、機材の設置です。
ずらりと並んだ機材に期待が高鳴ります。w 一番星はやっぱり土星でして、各自自分の機材でまずは一眺め。
徐々にメシエ天体へと望遠鏡を向けて行くのですが、いまいち、ヘルクレス座やへびつかい座の星座を確認するのに時間がかかってしまいました。なかなかメシエ天体を入れるにも時間がかかりますが、iguさんが抜きん出てメシエマラソンを楽しんでおられました。それもそのはず、ビクセン HF2 経緯台 に 笠井の双眼鏡 HD-BINO を搭載し、楽々操作。目もいいですね。菅原さん(秋田星っこの会会長)も国際光器 WHITY DOB 300 でメシエ天体を観望中。M13の球状星団を見事に写し出していました。細かく分解された星の一つ一つに会員一同、歓声が上がります。菅原さんは球状星団の表現に「黒い紙の上に盛り塩」を引用されておりましたが、「意味合い的にロマンスさに欠ける」とキリエシさんから注意を促されていました。笑)もやっとした感じのM13しか見ていない私には、驚きの姿でした。
走行している間に、お客様が入場されてきました。 昨年の10月に無料観望会に参加されたご家族。親子4人です。有り難うございます。小さな男の子が、これまた驚きの星マニア!メシエ天体や二重星、土星を堪能し、満足なご様子だったのですが「石炭袋が見たい」とおっしゃられ、そばにいた私を含め、会員数名はフリーズ。街灯の明かりやらある場所なので、ちょっとそれは・・・(^_^;A
本日は、国際中ステーションの飛来が見れるので、時間を合わせて、北西の低空に目を凝らしました。「おっ!きた、きた!」ミルキーウェイブさんが最初に見つけたようです。確認すると同時に各自望遠鏡へ追います。結構速いスピード、しかも、オレンジ色に見えます。低空なので、大気のプリズム効果でしょうか?ここで、tetti会長もタカハシのミューロンでISSの導入に試みます。あまりにも無謀・・・「あっ、入った」会長のその言葉に、会員一同驚きと笑いです。軌道をファインダーで確認、予測して、待ち構えたところにISSが流れてくる。頭で判っていても、実際見れるとは!すごい腕前です。
夜も遅くなり、いよいよ月の出の時間を迎え、観望会もお開きになる時間です。徐々に月明かりが奥羽山脈の稜線を照らし出します。月のでの瞬間は見逃しましたが、一同で合掌。は、しませんでしたが、無言のひとときです。結構、ロマンチックな時間です。ちょっと、電線が気になりましたけど・・・
昇りきる頃、「メロンパン」に見えるとキリエシさんが言いました。すると、菅原さんが「色的には夕張メロンだがぁ?」だそうです。突っ込みの激しい二人です。名コンビ誕生の予感です。

ココで終わりと思いきや!tetti会長が土星のCCD撮影を行いました。ピント合わせなどちょっと難しそうでしたが、流石タカハシの赤道儀ですね。極軸合わせもざっとでしたが、しっかりと追尾していました。出来上がりの映像が楽しみですね。

2011年6月9日木曜日

6月の例会から

<主なスケジュール>
6月18日 定例観望会 ふるさと村第4駐車場
7月 9日 星空への招待リハーサル ふるさと村スペーシア
7月14日 例会 フィガロ
7月16日 星空への招待
            定例観望会 ふるさと村第4駐車場

今回の例会の参加者は8名。7月の星空への招待に向け、徐々に始動です。6月後半から夏の流星群の活動が活発化してきますね。それと同時に依頼観望会も続々入ってきております。まずは、星空への招待第二弾を盛大にと成功させたいところです。今回の担当は、秋田星っ子の会会長 菅原様です。(横手星の会にも所属しておられます)必見のイベントになりそうですね。何やら、コラボレーションが企画されているようなので、楽しみです。

今後のスケージュール詳細をご覧になられたい、星の会の皆様には、
メールにてカレンダーのリンク先をご案内さし上げますので、
yokote.all.stars@gmail.com までご連絡下さい。

神代小学校・横堀小学校の依頼観望会

月齢6.6日。ゾロ目が気になる、今日この頃。昨日と同様、保呂羽山少年自然の家にて、依頼観望会がありました。その報告です。
今回の参加した小学校は、神代小学校 と 横堀小学校 の合計50名の皆さんです。星の会tetti会長、武内さん、横☆17番さんの3名で行いました。今回はタカハシμ-210 反射望遠鏡をtetti会長が持ってきて下さり、武内さんは10cmのニュートン反射望遠鏡、横☆17番さんはPENTAX 75SDHF の屈折望遠鏡を用意して下さいました。これって、結構贅沢な観望会だと思います。うらやましい。
まずは、お月様を一眺め。ほぼ上弦の月なので、クレータの出来かたなどいろいろ、子供たちか質問が出てきました。「星空への招待 2011」で、いろいろ調べていたのですんなりと回答は出来ましたが、小学生にはちょっと難しかったかも!?
続いて土星がまだ見頃なので、土星の鑑賞です。惑星は感動が割合が大きいようです。それなりに歓声がありました。人気度が高いのが惑星ですね。形も面白いし。
望遠鏡での観望も落ち着き、そろそろ星座説明を使用かなと思ったところ、横☆17番がいきなり、M3を見せ始め、もはや終了時間ギリギリ。春の星座とのぼり始めた夏の大三角などを説明して、終了でした。元気いっぱいの子供たちに、仕事疲れも吹っ飛んだ、楽しい観望会でした。

2011年6月8日水曜日

大仙市立高梨小学校の依頼観望会

6月7日に依頼観望会がありました。会場は、保呂羽山少年自然の家。講師としてて参加された、満天星様からのメールを添付いたします。

昨日は高梨小学校40人でした。雲ひとつないいい天気で月も土星も観望してきました。月明かりで星が見えにくかったです。星の会から講師としてigu、キリエシ、守屋、満天星の4人が集まりました。守屋さんのアトラクスの電源が突然ダウンしてしまって使用不能になりましたが、103mm屈折をポルタに載せて観察しました。全体を半分に分けて星座説明と観察をしました。

2011年6月6日月曜日

ポータブル赤道儀、買っちゃいました。

以前から、手軽に星夜写真が撮れる「ポータブル赤道儀」が欲しいとおもっておりました。今回、入手したのは、スカイバード 「MusicBox EQⅡ」フィールド前にまずは、キラキラ星の音楽鑑賞をしました。オルゴールいいですね。
格安な赤道儀だけに、ちょっと回転軸が極軸の覗き穴とずれてるのが気になりますが、動くようです。あとは実写で性能のほどを確かめるだけです。
ちまたでは、「CD-1」など、恒星時速の0.5速タイプが流行のようですね。
早く、使ってみたいのもやまやまですが、仕事が忙しく、フィールドに飛び出す気力が、体力が・・・
学生の頃から、クラシックを聴くと必ず眠気がさしてきまして、今夜はキラキラ星の試聴を終えて、ちょう眠い。

後日、スカイバードの方に極軸覗き穴と、実際の極軸のずれに関しての質問を行いました。で、結果、問題ありません。理由として、ウォームギヤなどの駆動系をフレームに固定する際、フレームに対して穴位置がずれてしまう、そうです。補足として、ウォームギヤと駆動ギヤの固定方法でこのようになるそうです。通常の赤道儀は、極軸に合わせてウォームギヤを固定する方法なのですが、この赤道儀は、ウォームギヤを固定し、それに極軸を合わせているそうです。こちらの方が追尾精度がいいそうです。このような固定方法を採用している赤道儀を選ぶのも、今後の機材選びには、重要なポイントになりますね。
極軸の覗き穴に対して、どの位置に北極星を導入するかが腕の見せどころですなぁ。

2011年5月21日土曜日

星空への招待 2011 Vol.1

秋田ふるさと村 スペーシアにて行われました。「星空への招待 2011」のご報告をいたします。今回は3回にわたり「星空への招待」を行うので、5月は第1回目の開催となりました。
「星空への招待」自体ほぼ10年ぶりの開催でした。皆既月食以上、皆既日食未満といったところです。開村前に集合し、いざ会場入り。まずは最終リハーサルです。前日に最終的な、本番用の台本が出来たばかりという。出来立てホヤホヤw 
暗闇でマイクを使う。音響を通して自分の声が響くことに話し手はびっくり。うーん、自分の声はこんな感じっだったのかぁ。おっと!スライドのタイミングがぁー!大丈夫?さまざまな反省点を踏まえながら、リハーサルを乗り切り、本番に備えました。

<プログラム内容>
1.tetti会長 開催の挨拶
2.武内さん 本日の星空の内容
3.iguさん 月の観光名所案内。模様やクレータなどの説明
4.キリエシさん 神話「月とうさぎ」
5.キリエシさん エンディングのアナウンス

受付担当:高橋さん。BGM担当:菅原さん(秋田星っこの会会長)。スライド担当:横☆17番。会場撮影:守屋さん。総指揮:満天星さん。

本番途中、ちょっとばかしアクシデントがありましたが、手作り感のある楽しいプログラムでした。星空は眺めるも良し、語るも良し、愛嬌があれば尚よろしい。といったところでしょうか。

最後に観覧に来てくださいましたお客様に、アンケートのご協力もしていただき、御礼申し上げます。合わせまして、秋田ふるさと村 スペーシアのスタッフの皆様方に感謝申し上げます。次回の7月もよろしく申し上げます。

夜の観望会は小雨まじりの悪天候の為、中止となりました。曇天時であれば、いろいろ出来たんですけど、残念でした。

2011年4月28日木曜日

星空への招待 2011 ポスター完成

横手星の会 特別企画「星空への招待」のポスターが完成をいたしました。
本会の満天星さまより制作をして頂きました。素敵な仕上がりで有り難うございます。

三回にわたる特別番組で、各プログラムとも一回ポッキリ(。-ω-。) しかも、このプログラムのみ入場料は無料となります。他の時間帯のプログラムは有料(スペーシアの通常プログラム)となります。ご注意下さい。
開催場所となる、秋田ふるさと村 スペーシアには多大なご協力を頂くこととなり、重ねて感謝申し上げます。
開催予定日やメインテーマは下記ポスターに記載しております。(クリックすると拡大表示します)発表する内容は現在、星の会 若手の皆様が制作途中です。無事完成するか!?果たして、商品価値があるのでしょうか!?乞うご期待!!

なお、全ての開催日の夜は秋田ふるさと村 第四駐車場にて、定例観望会が行われます。定例観望会はスペーシアのプログラムとは関係なく、自由参加です。奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。望遠鏡を使用しての星や惑星の観望、春の星座の説明をいたします。

2011年4月15日金曜日

4月の定例会からのお知らせ

4月14日に行われた定例会より、ご案内申し上げます。
4月16日に予定されていた、無料定例観望会は中止となりました。5月以降は例年の如く開催予定です。

本年度の活動に新規プロジェクトが追加となりました。企画名は「星空への招待2011」です。独立行政法人 科学技術振興事業 が行っている、科学コミュニケーション連携推進事業「草の根型プログラム」への申請を行い書類審査を通過したことによります。事業担当者から、今回の震災に伴い、無事開催できるのでしょうか?とご心配を頂きましたが、大丈夫です。 どんな時でも学ぶことを止めるようなことは避けなくてはいけません。不退転の意思で開催いたします。
趣旨は天文普及活動です。大まかな流れとして午後から40分から1時間程度の講演を行い、夜に観望会を開催します。 現段階での予定として 場所:秋田ふるさと村 スペーシア 予定日:5月、7月、9月の3回にわたり、第三土曜日の午後を使用する予定です。それぞれの開催にテーマを割り振ります。あまり深い内容を行うのではなく、子供から大人まで楽しめるプロジェクトを開催します。多くの方に天文の素晴らしさを知ってもらうために。

4月の定例会に参加できなかった、横手星の会の皆様へ>>
スペーシアを満席にするのが、当会の目標となります。今後の予定として4月23日午前中に打ち合わせを行います。ご出席とプロジェクト成功に向け協力をお願い申し上げます。詳細を知りたい方は、yokote.all.stars@gmail.com までご連絡を頂くか、例会に出席した会員に連絡を取るようにお願いいたします。

2011年4月9日土曜日

PENTAX望遠鏡の天頂ミラー


自分が使用している望遠鏡= PENTAX 75SDHF があるのですが、既に望遠鏡からは撤退して、そのパーツを集めるのは大変困難です。ツァイスサイズの天頂ミラーは純正品で持っているのですが、アメリカンサイズの天頂ミラーは持っていなくて、どうしようかな?と、半分あきらめ加減でした。
そこで考案した、天頂プリズムの紹介です。
BORG パーツのM57延長筒 を使用してみました。実はこの延長筒の外形は、PENTAX の接眼部にぴったりはまるんです。後はM57→36.4アダプタと、3.17アイピースホルダーキャッップネジを使用して、天頂ミラーを固定するだけ。
天頂ミラーは、笠井トレーディング の物を使用しました。
なかなかの出来と確信しております。純正品よりお高くついた感じもするけど、やっぱりこうでないと。
ボーグパーツが連結できるということは!2インチのアダプタ をつかって、2インチのアイピースでも大丈夫なはず!( ̄ー+ ̄)ニヤリ…。

2011年4月2日土曜日

4月の定例観望会に関する重要なお知らせ

毎年4月から行っている無料定例観望会ですが、大雪による影響で会場の積雪がある状態です。このため、16日の観望会は中止にする予定となっております。雪解けが進めば可能かもしれませんが、14日にフィガロにて例会を行いますので、このときに決定いたします。

今月の夜空の紹介です。(ステラ・イメージ Ver7にて作成)
画像をクリックすると大きくなります。4月16日午後8時の東の空です。
北斗七星から伸びる「春の大曲線」があります。
北斗七星のを柄杓の形に見立てて、取っ手のカーブラインをそのまま、ずずーっと伸ばします。
カーブラインに沿って伸ばすのがコツです。すると、橙色の星にたどり着きます。これが、うしかい座のアルクツゥールスという星です。ちょうど東に位置しています。
さらにこのカーブラインに沿って進めていきましょう。白く輝く星にたどり着きます。おとめ座のスピカです。そばに、ちょっと上に茶色い星が輝いていますね。
なんとそれは「土星」なんです。今の時期はちょうどその見ごろを迎えております。

それではアルクツゥールスとスピカを一辺とする正三角形をイメージしてみましょう。右上にその星があります。しし座のデネボラという星です。これらの三つの星を組み合わせて、「春の大三角」といっています。

2011年3月22日火曜日

3月2日、宮城県支部さんよりメールが届いておりました。

東北太平洋沖地震が起こる、10日前に宮城県支部さんよりメールが届いておりました。
以下原文>>

一昨年、ミック社が倒産し、MEADEの株も紙くず同然となり、市場に新品が激安で出回りました。小生も日本未発売のDS-2102MAK(10cmマクストフの自動導入・経緯儀)を、21,500円でGETしたのです。しかし焦点距離が1356mmもあり低倍率が苦手で、その上導入精度が低いので、使いにくく、BORG76EDを載せることにしたのです。改造は以下の通り・・・
☆経緯儀の鏡筒バンドを取り払い、台座を自作して、ミザールのアリ溝台座を載せる。
☆ボーグ鏡筒は、バンドを使わず、アリガタ・レールをダイレクトに鏡筒にボルト・オンしている。軽量化にもなるが、フードを引っ込めることができる。ビクセン純正のレールにバンドだと、引っ込まない(ぶつかる)のだ。
☆ビクセンのフリップミラーは、直視側を2インチに改造している。ここにWS32mmを入れると、16倍、実視界5度強となり、高性能ファインダーの機能に切り替えることが出来るのだ。
☆もともとの三脚は華奢なので、セレストロン製を一部改造して、これに 交換した。引き抜き材や金具類は、ビクセンと同じもののようだ(色は違うが)。開き止めの位置を変えて大股開きに・・(安定性確保)、それから開閉の支点は、タカハシEM-200と同じような機能のクイックレリーズにしてみた(協栄産業の試供品です)。

以上がメールでございます。
当ブログもネタに乏しく、そろそろ望遠鏡特集でもしようかなと思えば、このように先手を打ってくる頼りになる先輩です。その力作をご紹介します。多分、今夜も月や星を眺めているかもしれません。いつになく複雑な思いがこみ上げてくるかもしれません。今夜も誰かが同じ夜空を眺めていると思うと、今この時を大切にしようと、強い気持ちが芽生えてくると私は信じています。頑張れ東北!

2011年3月18日金曜日

宮城県支部さんから、無事な事が確認できました。

この度の東北関東大震災では、皆さんにご心配をお掛け致しましたが、
無事ですので、ご連絡申し上げます。
小生の家は多賀城市なので、多くの皆さんから「津波で流されたか?」
と心配されましたが、拙宅は海面から20mくらいの高さがある高台の
岩盤上に建っているので、津波の影響も無く、建物も体も無事でした。
ただ、家から数百m先の場所までは津波が押し寄せ、すぐ近所まで壊滅的な
被害を受けました。また、近所の方、遠い親戚の方、知人で、何名か亡くなった
方がおりました。彼らのご冥福をお祈りするとともに、小生は幸運にも無傷で
あったことを、神に感謝しております。

実は地震の当日、プリンターのインクが切れて印刷ができなくなった
ので、産業道路沿いの山田電気へ買いに行こうとしたのです。
しかし当日は、春の嵐というか、随分と雪が降ってきましたので、慌てて
買いに行くこともあるまい・・と、出かけるのを止めたのです。
こういう、いい加減な性格が、幸運にも命を救うことになりました。
小生の遠い親戚の旦那は、その山田電気の向かい側で、遺体で発見され
ました。

拙宅から直線で2Km程先が太平洋でして、そこには石油コンビナートが
あるのですが、爆発炎上しまして、三日三晩燃え続けました。海から
風が吹くと、目や喉が痛くなるほどの凄い煙で、流石に参りました。
緩衝緑地公園を飛び越え、周辺の民家にも延焼しまして、風向き次第では、
明日には拙宅も燃えるな・・・と一時は覚悟しましたが、陸から海へ向かう
風に変わり、なんとか鎮火しました。

大地震から1週間が経過しましたが、もともと土地が低かった多賀城や
塩釜の市街地は、まだ水が引きません。今回の地震で陸地が大きく沈下
したそうですから、もともとの陸地は海面より下がったということでしょう。
地震や津波の破壊力というか、怒り狂った時の自然の力には恐怖を
感じます。

今回の未曾有の大災害で、東北地方の復興の為に、日本全体の経済が
足を引っ張られることになり、これから先の生活に不安も出てきました。
が、こうしてなんとか命拾いしましたので、頑張ってゆこうと思います。
今年のSWIAにも参加させて戴く所存でございますので、また皆様と
星を見て、酒を酌み交わしたく思います。
とり急ぎ、無事の連絡まで。

以上が、宮城県支部からのメールです。無事でよかったぁ。

2011年3月7日月曜日

秋田大学に行ってきました

冬の時期はどうも活動が低迷気味です。月例会も参加率が悪く、2月はなんと!たったの一人。
どんだけーっ!自分も反省しております。
何かそれらしい活動をせねば!と思い、秋田大学へ行ってきました。星空案内人の認定講座がありまして、初参加です。自分を含め約30人ほどの参加がありました、講習の内容は「星座を見つけよう」認定講座としては6回目の単位だそうです。講習を受けている方々も真剣でした。
来月には7回目の認定講座もあるらしいです。詳しい情報はこちら。
講座では、実際の星座観測に向けての準備から、実際の観測対象など細やかに説明がされていました。実際の観望会でも行う内容だったので、自分としては確認の意味が多かったです。事前の準備が楽しい観望会を成功させる為の秘訣ですね。

2011年1月30日日曜日

天文ボランティア養成講座の報告

参加人数は! 8名(うち横手星の会6名)でした。滅多にない大雪の影響もあるのでしょう。星の会以外での参加者では、中学校の理科教師(でんじろう先生のような)の方と、印刷会社勤務の方(図書館ボランティアもこなしている博識なマダム)がおられまた。参加人数が少なくちょっと寂しさも感じもしますが、内容的にあっという間の3時間でした。
天文ボランティア=地域で開催される観望会などのイベントで活動支援を行う人を総称するようです。
今回の講習は、天文普及の為のイベントの立案・企画を個人で作成し、徐々に複数人数で、一つの話題絞り、実際のイベントに結びつけれるような肉付けを参加者同士で行うといった内容です。(単純な発想が魅力を持ち、文殊の知恵を駆使する感じです)最終的にピックアップされた内容は「星のお話」をどのようにして行うか。となりました。参加者全員でアイデア出しつつ、実行可能な方法を探ってみました。決して難しいお題ではないのですが、詳細まで煮詰めるにはちょっと時間が足りない感じもしました。
この時点では決定はしていないのですが、今年の観望会ではこの内容を実現することでしょう。楽しみです。
行政サイドや天文の各団体の行事ではなく、手作りだからこそアマチュア天文家のローカルチックな楽しいイベントになるんですね。日本全国で頑張っているアマチュア天文家を始め、このブログにご来場の皆さんに良い報告が出来るように、これから少しずつ活動開始です。

2011年1月13日木曜日

天文ボランティア養成講座

新年あけまして、おめでとうございます。
この時期になると「明け過ぎ」ですね m(_ _)m
近年稀な、里雪のどか雪ヴァージョンで秋田県内交通が麻痺しております。
外を出歩くのも、ちょっと大変な状態です。
田沢湖スキー場より、積雪が多いのはどういうこと?
四八(よんぱち)豪雪を彷彿させる、降りっぷりです。

横手市には「秋田大学 横手分校」というのがありまして、
秋田大学より講師を招いて講演などが行われます。
天文以外の分野でもいろいろと、講演、体験学習、資料の閲覧ができます。

今回は秋田大学より、毛利技術専門員を招待しての養成講座です。
1月29日午後1時よりより、「天文ボランティア養成講座」というのが開催されます。
対象者は、天文ボランティア・サークル。小・中・高理科教員。天文イベントの企画・運営に興味があり、自ら企画実施したい方(高校生以上)

対象者が天文の教育現場を実践したい人に限っているところを考えると、ちょっとマニアックな内容に感じますね。流石は大学!!こうでなくっちゃ!!楽しみです。